メンタル ランニング

ランニングするとやる気が湧いてくる。ウソ?ホント?

おはようございます KAMEchan です。
 
「運動と脳」の関係。【一流の頭脳】の解説,後編をお届けします。

この本はこんな方ににオススメの本です
・賢くなりたい
・やる気を出したい
・仕事を効率よくこなしたい

著者アンダース・ハンセン 【一流の頭脳】


前回まとめ
運動が健康にいいということは誰でも知っています。しかし運動が頭の良さや、性格の良さに影響を与えるということは、あまり知られていません。・脳機能を上げたり、頭を良くするためには運動が最も有効である。
・運動する→体全体と脳の血流が増える→脳内で新しい細胞や血管が形成されたり、領域同士の結合が強化され、頭が良くなる。
という一連の流れにより脳機能が上がる。

短期的な運動のメリット
・運動をした直後にドーパミンの分泌量が増える。
長期的な運動のメリット
・習慣的に運動を行うことで脳の前頭前野が発達する。
また運動はアイデア出しにも有効!

というお話でした。

今回も、これは運動しなきゃ。と思わせてくれる内容になってます。 
 「運動とやる気(モチベーション)」について解説していきます。

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運動とやる気の最新科学

「ランニングをすれば気持ちが前向きになりモチベーションが上がる」

理由
運動をすることで脳内でセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった3つの脳内物質が分泌される。

それぞれ説明していきます。

1.セロトニンとは

・別名:幸せホルモン
・鎮静作用があり、脳の活動をも調整
興奮した脳細胞を鎮めて脳全体の活動を抑制し、悩みや不安を和らげる効果がある。
また、冷静な判断、強い精神力を促す効果があります。
セロトニンが欠如すると機嫌が悪くなったり、不安になったりします。

このように、セロトニンは精神の安定や心の落ち着き、安らぎに関わるとても重要な脳内物質です。

2.ノルアドレナリンとは

・別名:逃走闘争ホルモン
・やる気、注意深さ、集中力を促す脳内物質
・ノルアドレナリンが不足すると疲労感を覚えたり気持ちが滅入ったりする
・多すぎると興奮したり過活動になり、落ち着きを失う

大昔、獣などの天敵に遭遇した際、逃げるか戦うか?を選択する時に集中力を発揮します。
この時分泌されるのがノルアドレナリンです。
火事場の馬鹿力を出すために必要な脳内物質で、アドレナリンと同じような効果があります。

運動により適度なノルアドレナリンが分泌され調節されます。これにより集中力が上がります。

3.ドーパミンとは?

・やる気、活力、モチベーション、集中力、記憶力、快楽、、、
これらに関わる重要な脳内物質になります。

以上の3つの脳内物質が運動をすることで分泌が促されたり量が調節されます。

運動を終えた直後1時間から数時間効果が期待されます。
なので今朝、10km走り終えて、やる気MAXでこのメルマガを書いてるところです。
また、定期的に運動をすることでこれらの脳内物質の分泌が徐々に増加していきます。

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運動以外でもこの3脳内物質の分泌を促す方法

セロトニンの分泌方法

・日光を浴びる:朝イチもしくは午前中が特に分泌されやすい
・単調リズム運動:散歩、ラジオ体操、キャベツの千切りなど
・咀嚼:良く噛んでご飯を食べる、ガムを噛む

ノルアドレナリンの分泌方法

・仕事の締め切りが近づいてきた時
適度なストレスがかかった時に集中力が発揮されることはみなさんも経験があると思います。
いわゆる締切効果です。

ストレスの量と脳のパフォーマンスの関係性を示すものとして、皆さんご存知の?
「ヤーキーズ・ドットソンの法則」があります。もしご存知ない方はググってみてください。
人はストレスの量が小さすぎても大きすぎても良くない。
適切なストレスの時に最高のパフォーマンスを発揮するという法則です。

ドーパミンの分泌方法

・小さな達成感を得る
朝起きたら布団を畳んでベッドメイキングをする。
こんな些細なことでも私達の脳内からドーパミンが分泌されます。
朝から布団を畳むだけで「気持ちイイ!」
あれは、脳内でドーパミンが分泌されて快感や達成感を得ているからです。

何かを達成する、クリアする、終わらせることがドーパミンの分泌を促す効果的な方法になります。

ですから、やるべきことを細分化して次々に終わらせていくことを心がけてみてはいかがでしょうか。
ドーパミンが分泌され次から次にやる気が湧いてきます。
仕事の生産性向上に役立ててみてください。

ランニングでやる気が湧いてくるのはホント!

まとめ、何百もの研究で、「運動をすれば気持ちが前向きになりモチベーションが上がる
ということが証明されています。

特に朝、午前中のランニングは朝日を浴びることで多くのプラス要素の脳内物質が分泌されます。
それによって体内時計も正常に機能し、夜は早く眠くなり、より良質な睡眠をとることができます。

理由は、運動をすることで3つの脳内物質が分泌されるからでした。
他にもこの3つの脳内物質の分泌を促す方法も紹介いたしました。

ここまで読んで下さってありがとうございます。
運動したくなったでしょうか?
来週は、忙しいビジネスマン向けの具体的な運動方法、「たった週2回4分で人生が変わるHIT」について解説していきます。

それでは、
お互いに今日という一日を最高の一日にしましょう。 KAMEchanでした。

  • この記事を書いた人

KAMEchan

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